
先輩からのメッセージ~准看護師を目指す方へ~
久米田 昌英
小樽市立病院
認知症看護認定看護師
認知症看護認定看護師
私が看護学校に入学したのは22歳の時でした。医療や福祉とは関係のない職場から一念発起してのことです。当時は看護助手として昼間働き、夜は学校に行って勉強する形式でした。その後は進学し、看護師の免許を取得しました。社会福祉や心理学の勉強をするため通信制の大学も卒業し、48際の時には、認知症看護認定看護師の資格を取得し、現在にいたっています。
長年かけてこれからの学びをしてきましたが、知らないことをもっと知りたいという欲求が突き動かした結果です。また、学んでいる間は充実感があり、楽しい思い出ばかりです。
多様な経歴を持つ多くの人たちと共に過ごした学びの時間は、社会人としての自分を形成した大きな財産になったと感じています。
看護師として、また、社会人として少しずつ積み上げてきた原点は、多様な年齢と経歴を持った人たちが集まっていた小樽市医師会看護高等専修学校時代にあるように思います。
長年かけてこれからの学びをしてきましたが、知らないことをもっと知りたいという欲求が突き動かした結果です。また、学んでいる間は充実感があり、楽しい思い出ばかりです。
多様な経歴を持つ多くの人たちと共に過ごした学びの時間は、社会人としての自分を形成した大きな財産になったと感じています。
看護師として、また、社会人として少しずつ積み上げてきた原点は、多様な年齢と経歴を持った人たちが集まっていた小樽市医師会看護高等専修学校時代にあるように思います。
野上 博司
小樽協会病院
看護師長
看護師長
私が看護師になると決めたのは、看護師である親戚たちが治療中の祖父の症状を理解し、楽にしてあげようと関わる光景を見たからです。「病気で辛い思いをしている方の力になりたい」と思い、看護学校に入学しました。看護学生時代のことは、今でも大切な経験です。先生からの指導の言葉、大切な仲間と出会い、共に励まし合い乗り越えた勉強や実習、社会人としての学びなど、私を成長させてくれた場所だと実感しています。
看護師になっても学びは続きますが、努力した分は沢山の患者さんの看護を行えることへとつながります。看護師はやりがいのある仕事と感じる理由は、大変なこともありますが、患者さんへ看護を行っているつもりが、逆に患者さんから元気を沢山もらえているからだと思います。
皆さんも看護師の仲間となり、一緒に看護を行えることを楽しみに待っています。そして、病気で辛い思いをしている方の力になりましょう。
看護師になっても学びは続きますが、努力した分は沢山の患者さんの看護を行えることへとつながります。看護師はやりがいのある仕事と感じる理由は、大変なこともありますが、患者さんへ看護を行っているつもりが、逆に患者さんから元気を沢山もらえているからだと思います。
皆さんも看護師の仲間となり、一緒に看護を行えることを楽しみに待っています。そして、病気で辛い思いをしている方の力になりましょう。
中山 優子
済生会小樽病院
看護係長
看護係長
准看護師を目指す動機は人さまざまにあると思います。私の中学校、高校時代は部活の日々で、勉強も得意ではありませんでした。人との関わりから感動できる仕事、一生の仕事として技術、知識を身につけたいと考えて、准看護師を目指しました。入学できた喜びと、看護補助者として白衣に袖を通したときの緊張感は今でも鮮明に覚えています。朝から夕方まで看護補助者として働き、夜に勉強をするのは睡魔との闘いでしたが、共に同じ道を目指す仲間がいて、年齢差のある同級生から刺激を受けることも多く、看護補助者をしながら学ぶ環境は自分にとっては良かったと思っています。それは日々、臨床で看護を身近に見て患者さんと触れ合い、看護師から指導を受けることにより、学校での授業とリンクし、学びを深めることができたからです。
看護は学ぶことが尽きることはありません。准看護師を目指すために、困難があるとすれば、それには意味があり、これからの経験が全て糧であり、努力は決して無駄になることはありません。皆さんが看護の専門職として、今よりも更に良い看護を目指す仲間となるその日を楽しみに心から応援しています。
看護は学ぶことが尽きることはありません。准看護師を目指すために、困難があるとすれば、それには意味があり、これからの経験が全て糧であり、努力は決して無駄になることはありません。皆さんが看護の専門職として、今よりも更に良い看護を目指す仲間となるその日を楽しみに心から応援しています。
伊部 やよい
小樽掖済会病院
主任看護師
主任看護師
働きながら学校に通うことは大変ですが、臨床の現場を経験しながら学べることの意味はとても大きかったと感じています。学校では看護師の先輩である先生方の講義を受け、クラスメイトと様々な情報交換ができ、看護師になるんだ、という準備もできていきます。
忙しくても同じ目標を持った仲間がいることはとても心強く、励まし合いながら充実した2年間を過ごしました。
日々、医療の現場は変化しています。看護師になってからが学びの本番と言っていいほど、学び続けなければなりません。患者さん、ご家族のために何ができるかを考え、ゆきとどいた看護を提供するために学び続けることで自分も成長できます。
2年間、頑張ってください。そして、いつか一緒に働けることを願っています。
忙しくても同じ目標を持った仲間がいることはとても心強く、励まし合いながら充実した2年間を過ごしました。
日々、医療の現場は変化しています。看護師になってからが学びの本番と言っていいほど、学び続けなければなりません。患者さん、ご家族のために何ができるかを考え、ゆきとどいた看護を提供するために学び続けることで自分も成長できます。
2年間、頑張ってください。そして、いつか一緒に働けることを願っています。
安部 真由子
令和2年3月
卒業
64期生
卒業
64期生
2年前の4月、とても不安な気持ちで入学式を迎えました。それは、入学と同時に知り合いのいない土地に住まいを移し、新しい職場や久しぶりの勉強が始まり、体力は持つだろうか。また、勉強はついていけるだろうかなど、多くの不安を抱えていました。そして学校生活が始まると、午前中は市内の老人保健施設で介護員として働き、午後からは学校で授業を受ける毎日に、当初は心身共に疲弊していました。
一から何かを始めるのは、とてもエネルギーがいることで、環境に慣れるまでも時間がかかります。しかし、職場の老人保健施設では利用者さんの笑顔に励まされ、学校生活では教務の先生方にたくさん支えてもらいながら、年代の違う同級生たちともたくさんの出会いがありました。
同級生には苦手な教科の勉強を教えてもらったり、帰り道では「卒業まであと何カ月かなー」と二人で話し合いながら帰っていたのを懐かしく思います。
一から何かを始めるのは、とてもエネルギーがいることで、環境に慣れるまでも時間がかかります。しかし、職場の老人保健施設では利用者さんの笑顔に励まされ、学校生活では教務の先生方にたくさん支えてもらいながら、年代の違う同級生たちともたくさんの出会いがありました。
同級生には苦手な教科の勉強を教えてもらったり、帰り道では「卒業まであと何カ月かなー」と二人で話し合いながら帰っていたのを懐かしく思います。
田中 裕樹
平成31年4月
入学
65期生
入学
65期生
私は医療とは違う職業で働いておりましたが、自分が働きたい職業の1つであった看護師になりたいと思い、この学校に入学しました。入学後は「これで将来、看護師になれる」という希望はもちろんありましたが、勉強をすることについては長いブランクがあり、ついていけるのだろうか、少し不安なところもありました。
しかし、いざ学校生活が始まると、講師の先生方は医学・看護の知らない私達にも解るように、手作りのプリントや資料を準備して下さり、臨床で得た経験をもとに話を聞かせて下さったりと、とても解りやすく講義をして下さいました。教務の先生方も、勉強について調べて解らないことがあった時や、困った事があった時など、すぐに親身になって相談に応じてくれたりと、とても助かりました。
また、クラスメイトの年齢層は幅広く、男性の中では私が最年長のため、多少の年齢の差もあり、最初は話をしにくいかと思いましたが、みんなが准看護師という同じ目標を持っているので、年齢性別関係なく、クラスにもすぐ馴染めて不安もなくなりました。仲間と一緒に実習や勉学に励めることは、とても心強いものと感じました。
この学校は学校行事も沢山あり、行事や勉強であっと言う間に1年が過ぎましたが、どれも良い思い出となり、とても充実した1年を送れました。
年齢など気にせず新たな可能性を信じて自分自身の努力と熱い思いで、自分が思い描いている未来を掴むため、また努力は実るものと信じて一緒に看護師の道を歩んで行きましょう。
しかし、いざ学校生活が始まると、講師の先生方は医学・看護の知らない私達にも解るように、手作りのプリントや資料を準備して下さり、臨床で得た経験をもとに話を聞かせて下さったりと、とても解りやすく講義をして下さいました。教務の先生方も、勉強について調べて解らないことがあった時や、困った事があった時など、すぐに親身になって相談に応じてくれたりと、とても助かりました。
また、クラスメイトの年齢層は幅広く、男性の中では私が最年長のため、多少の年齢の差もあり、最初は話をしにくいかと思いましたが、みんなが准看護師という同じ目標を持っているので、年齢性別関係なく、クラスにもすぐ馴染めて不安もなくなりました。仲間と一緒に実習や勉学に励めることは、とても心強いものと感じました。
この学校は学校行事も沢山あり、行事や勉強であっと言う間に1年が過ぎましたが、どれも良い思い出となり、とても充実した1年を送れました。
年齢など気にせず新たな可能性を信じて自分自身の努力と熱い思いで、自分が思い描いている未来を掴むため、また努力は実るものと信じて一緒に看護師の道を歩んで行きましょう。